2000ページを超える分厚い聖書の一番最初は
初めに、神が天と地を創造した。(創世記1・1)
から始まります。
天と地が創造され、太陽や月、自然、動物、そして人間が順に創造されていく様子が、はじめの書である「創世記」に記されています。
聖書には、単細胞の生物が進化して人になったという進化論ではなく、神が天と地、つまり、宇宙・地球・全ての動物・植物、そして人を創ったと書いてあります。
聖書を読み始めて、ここでつまずく人がいらっしゃるかもしれません。
神が天と地を創造したというのは、これまで学校で教えられてきたことや一般的な常識とは異なります。
もし、聖書がそこに書かれたことを信じさせるために書いた書物であれば最初から、つまづきそうなことは書かないでしょう。
イエス・キリストのたとえ話や教えは広く道徳的にも、社会の中にも受け入れられていますし
聖書には示唆に富む教えがたくさん書いてあります。
分かり易い、皆が納得できるところから書いてあれば、もっと読者の興味を引くことが できるのかもしれません。
しかし、この書き出しに意味があります。
聖書で一番最初に言いたいことが、神が天と地を創られたということです。
ここからスタートし、アダムとエバの誕生と失敗、イエス・キリストの死と復活、そして今なお続いている神の壮大な一大絵巻が始まるのです。
使徒パウロは、ローマにいる信徒へ宛てた手紙でこう言っています。
神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められるのであって、彼らに弁解の余地はないのです。(ローマ1・20)
被造物、つまり作られたものを見れば、神の神性が分かると書いてあります。
被造物である天と地、海、植物、太陽、月、星、動物、そして人間...。
これらのものと対峙するとき、そこに人智を超えた偉大な創造者(クリエイター)の存在を感じることはありませんか?
素晴らしい景色を見ることのできる目
かぐわしい香りをかぐことができる鼻
心地よい音楽を楽しむことのできる耳
大好きな人を抱きしめることのできる手
喜怒哀楽を感じる心
はどうでしょう。
聖書に書かれた「神が天と地を創造した」を人が知り、理解した時、人の中に新しい創造が始まります。
鈴木陽一






































