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どこの宗派にも属さず、宗教という形式ではなく、自由でのびのびとした視点で解説しています。
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系図に隠された神の真理 パート2
2010年6月 3日

 アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図。(マタイ 1・1)

 新約聖書の冒頭は系図から始まります。

 聖書を初めて読んだ人にとっては、決して面白くは感じないと思いますが、実はこの系図には神のすばらしい真理が込められています。

 前回に続き、系図について見ていきたいと思います。

 このイエスキリストの系図を、見ていくと、ひとつ、気づくことがあります。

 それは女性の名前が出てくるということです。

 タマル ラハブ ルツ ウリヤの妻 などです。

 一般的なユダヤの系図には、女性の名前は出てきません。

 ここからわかる事は、聖書の神は女性を大切にするということです。

 聖書の根底に流れるメッセージは男性も女性も神に創造された尊い存在だということです。

 そして、この女性達は、実は「わけあり」の女性達です。

 タマルは舅との姦淫の罪を犯しました。

 ラハブは遊女でした。

 ルツは、神の祝福から外れた異邦人でした。

 ウリヤの妻は不倫を犯しました。

 聖なるイエスキリストの系図の中にこのような人物達の名が入っているのです。

 普通ならこのような「汚点」とも考えられる人物を排除すると思います。

 しかし、聖書は全てをさらけ出し、隠しません。

 なぜならイエスキリストは、このような人達をも、愛しているからです。

 正しく清い人だけを受け入れるのではなく、どんな人をも受け入れる準備がイエスキリストにはあるということです。

 家系に流れるあらゆる罪やけがれ のろいをすべて背負われ、十字架によって祝福に変える。それが系図に込められた神の真理です。

 だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。(Ⅱコリント 5・17)