今から3000年ほど前、中東にユダヤ人による初の統一国家、イスラエル王国が誕生しました。
その卓越した手腕によって、王国を強大な国家とし、隆盛を誇った国王がダビデです。
史実でも目覚ましい名を残しているダビデの業績は、聖書に詳しく記されています。
ダビデは神から愛され、自身も神を愛し、忠実に神を慕っていました。そのダビデには、国家の繁栄と同様に、首都エルサレムに神の神殿を建築するという大業を息子のソロモンへ承継させるという使命がありました。
ダビデはそのイスラエル王国のすべての権力、地位、富、名声をその手中に治めていながらも、神殿の建築を目前に控え、このようにして神をほめたたえ、彼の計画を主にゆだねました。
主よ。偉大さと力と栄と栄光と尊厳とはあなたのものです。天にあるもの地にあるものはみなそうです。主よ。王国もあなたのものです。あなたはすべてのものの上に、かしらとしてあがむべき方です。 (歴代誌 第一 29・11)
聖書では、神がこの地にあるものをすべて造られたと言っています。
自分がいくら豊かに財産を所有し名誉を受けていようとも、それらはすべて造られたものです。
すべてのものは神からくるということをダビデは知っていて、すべての栄光は神に帰するべきであるということを実践しました。
そして、息子ソロモンはダビデの念願であった神殿建築を無事に成し遂げ、彼にはこれまでのどの王よりも大きな祝福が与えられました。
私たちが今持っていると思っているものは、すべて神から与えられたものです。私たちが持っている富や権力は有限ですが、創造主である神にはすべてに限りがありません。
私たちが神を愛し、信頼する時、神が私たちの必要に応え、すべての良いものを豊かに与えてくれます。神がすべての源です。
神は、あなたがたを、常にすべてのことに満ち足りて、すべての良いわざにあふれる者とするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることのできる方です。(コリント人への手紙 第二9・8)
国際ナビゲーター
鈴木陽一














