影響力ってどこから生まれるものなのでしょうか。
人はどんなプロセスを経て感化され、行動が変えられ、人生に変革がもたらされるのでしょうか。
マザーテレサという人がいました。彼女はひたすら目の前の貧しい人を愛し続けました。
彼女は何も大きなことをしようなんて考えていなかった。
有名になろうだなんて考えていなかった。
でも気づいた時にはノーベル平和賞を受賞して、その生涯は映画化され、召された今でも世界中の人に影響を与え続けているのです。
彼女は言いました:「私たちには、大きな働きは出来ない。ただ小さな働きを大きな愛でできるのだ。どれくらい大きなことを成すのかが問題ではない。どれくらいの愛をその中で示すかが重要なのだ。」
世界のリーダーの中のリーダーと言われる人に、ジョンマクスウェルという人がいます。
リーダーシップに関する著書も50冊以上執筆している彼が、20年間ずっと自分に言い聞かせているという言葉があります。
それは、「People don't care how much you know, until they know how much you care」(人にとってあなたにどれだけ知識があるかは大して重要ではない。どれだけ自分を気にかけてくれるのかが重要なのだ。)。
私たちにどれだけ知識があるのか、どれだけ今まで働いて来たか、どんな地位を築いているのか、どんな面白い話ができるのか、そんなの実はあまり大きな問題じゃないと彼は言うのです。
それより何より、どれだけの「私」のことを愛しているか。大切に思ってくれているか。
そこを人はじっくり観察しています。
目立つ場所で華やかに知識をひけらかすことではなく、舞台裏で犠牲を伴い、涙と汗にまみれながらも自分一人を愛してくれる、そういう本物の愛を人があなたの中にみる時、あなたの影響力は爆発的な威力を持って広がっていくことでしょう。
イエス・キリストは、言いました:「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」
その言葉通り、彼は生涯でひたすら目の前の人を愛し続け、3年間で世界をひっくり返したのです。
3年間目の前の人を愛し続けた彼の影響力は、2000年経った今なお世界の約半数の人達にインパクトを与え続けています。
愛は決して絶えることがありません。(Ⅰコリント13:8)
松本務














