旧約聖書の中で有名な話の一つは「ノアの箱舟」でしょう。
巨大な船にたくさんの動物たちが乗り込むシーンがあるので、小さな子どもたちに人気があります。
この話から、ノアは動物愛護や環境保護のシンボルとされています(わが家の近くにも、ノア動物病院があります)。
しかし、それはこの話の一面に過ぎません。
このストーリーは神の怒りの中にある愛と憐れみを描いているのです。
聖書によると、神は人を「ご自分に似せて」(英語では自分のイメージに)創造しました(創世記5:1)。
アダムが息子のセトをもうけた時、セトは父にそっくりだったとあります(5:3)。
これこそが神の計画だったのです。
人を神に似せて造るということです。
残念なことに、すぐに人類は神とはずいぶん違ったものになってしまいました。
ノアの時代に、人類の行いがあまりに悪いので神は失望し、怒りのあまり「自分がつくった人々を地上から拭い去ろう」と考え始めました(6:6)。
動物や鳥も同様の運命でした。
ノアがいなければ、そうなったかもしれません。
神はノアを喜んでいました(6:8)。
この時代「よい人間」はノアだけだったとあります。
悪い世の中で一人だけ良い人間でいるというのは、いったいどんな気持ちでしょうか。
神は人類を憐れみ、ノアに「破壊」をまぬかれる方法を与えます。
ノアに船を造るように命じ、それによってノアとその家族、(そしてすべての種類の動物の1つがいずつ)を救うことにしたのです。
ノアだけが、なぜ同時代の人々と違っていたのでしょう。
宗教的だったのでしょう。他人より霊的だったのでしょうか。人より多く祈ったのでしょうか。
聖書に書いていないので私たちは知ることができません。
わかることは、ノアが神を信じていたことです。「まだ見ていない事柄について神の警告を受けたとき、・・神に従って舟を造った」とあります(ヘブライ信徒への手紙11:7)。
ノアは神を知っており、そして信頼していたのです。信頼していたので、従ったのです。
神が求めているのは、ばりばりに宗教的な人間ではなく、シンプルに神を信頼する人です。
その人を神も信頼し、大きな役目を与えるのです。
さて、あなたは神を信頼しますか?
ジェフ・ディーン






































