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どこの宗派にも属さず、宗教という形式ではなく、自由でのびのびとした視点で解説しています。
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箱舟のノア
2010年9月22日

 旧約聖書の中で有名な話の一つは「ノアの箱舟」でしょう。

 巨大な船にたくさんの動物たちが乗り込むシーンがあるので、小さな子どもたちに人気があります。

 この話から、ノアは動物愛護や環境保護のシンボルとされています(わが家の近くにも、ノア動物病院があります)。
 
 しかし、それはこの話の一面に過ぎません。

 このストーリーは神の怒りの中にある愛と憐れみを描いているのです。

 聖書によると、神は人を「ご自分に似せて」(英語では自分のイメージに)創造しました(創世記5:1)。

 アダムが息子のセトをもうけた時、セトは父にそっくりだったとあります(5:3)。

 これこそが神の計画だったのです。

 人を神に似せて造るということです。

 残念なことに、すぐに人類は神とはずいぶん違ったものになってしまいました。

 ノアの時代に、人類の行いがあまりに悪いので神は失望し、怒りのあまり「自分がつくった人々を地上から拭い去ろう」と考え始めました(6:6)。

 動物や鳥も同様の運命でした。

 ノアがいなければ、そうなったかもしれません。

 神はノアを喜んでいました(6:8)。

 この時代「よい人間」はノアだけだったとあります。

 悪い世の中で一人だけ良い人間でいるというのは、いったいどんな気持ちでしょうか。

 神は人類を憐れみ、ノアに「破壊」をまぬかれる方法を与えます。

 ノアに船を造るように命じ、それによってノアとその家族、(そしてすべての種類の動物の1つがいずつ)を救うことにしたのです。

 ノアだけが、なぜ同時代の人々と違っていたのでしょう。

 宗教的だったのでしょう。他人より霊的だったのでしょうか。人より多く祈ったのでしょうか。

 聖書に書いていないので私たちは知ることができません。
 
 わかることは、ノアが神を信じていたことです。「まだ見ていない事柄について神の警告を受けたとき、・・神に従って舟を造った」とあります(ヘブライ信徒への手紙11:7)。

 ノアは神を知っており、そして信頼していたのです。信頼していたので、従ったのです。

 神が求めているのは、ばりばりに宗教的な人間ではなく、シンプルに神を信頼する人です。

 その人を神も信頼し、大きな役目を与えるのです。
 
 さて、あなたは神を信頼しますか?
 
 ジェフ・ディーン